ネクタイ

日本の、外の文化を吸収し、独自のものに加工していく芸が大好きである。 日本人に生まれてよかったと、心の底から感謝している。 
が、ネクタイとスーツだけは納得がいかないのである。 外交しない人間に、スーツとネクタイを義務付ける習慣は、理解に苦しむ。 また、前の職場では夏場のみノーネクタイという、新興宗教でも敷かないルールに納得が行かず、それこそ首をかけて(うまい!)季節を超えてネクタイを締めなかった。 
今の職場はうれしいことに、私服が許されている。 まさに僕が求めていた環境であり、気持ちよく仕事をさせて頂いている。 
が、明日の新年会だけはネクタイ着用を義務付ける。 そんなお達しを受け、まだまだ新参者の僕は浮いてしまわぬよう、これだけ書いておけば忘れずにネクタイをしめて家を出れるだろうと思ってダイアリーに記しました。 

エスエムチック

免許もなければ車も無い。 彼女もいない、人生の敗北者のような僕に、会社は4万円もする講習会を受けさせてくれるという。 4万円というと、アフリカの子供80人にワクチンを打ってやることができる大金だ。 
前回、何一つ憶えて帰ってこれなかったとき、自分のふがいなさに嘆いた。 いかにもアタシはデキるんです的女講師の言葉使い。 それでいて舌足らずなしゃべり方。 そのギャップが妙な色気を生み出し、呪文みたいな文字をスクリーンに打ち込むより、彼女の動きを追うほうで忙しくなってしまった。 
僕の普段のスタイルがSなので、女性が一方的にS言葉を発すると対応に戸惑ってしまう。 「それくらいできるでしょ」の問いに、素直にいじめられる弱さも兼ね備えないと、この業界じゃ食っていけないのかもしれない。 

ChuChuChuFamily

 http://www.chuchuchufamily.com/
晦日クイーンズスクエアのイベントで見ました。 男3人、女2人のギャグっぽいアカペラ。 アカペラで笑いを取るタイプの珍しいグループ。 クソさぶい野外でしっかり足を止められてしまい、4曲くらい聞いちゃいました。 
ライブ慣れしてて、かなり盛り上がるステージ。
28日@原宿(20時スタート)に今年一発目のライブだそうです。 
 

ご教授願います

今日は晋作(キャバ嬢キラー)と小学校時代の恩師と、打ちっぱなしへ行ってきた。 
いつもいつもいつもいつも、もう何年も疑問に思うんだけど、練習場にいる人間の3割強は他の人を教えている。 二人(以上)で来ている場合、必ず一人は教え役になっていることが多く、要するに半数のゴルファーが教え好きなのである。 
体形に左右されるスポーツなので、なかなか他の人を教えるというのは難しいと思うわけで、180センチで65キロ前後、左ひじを伸ばしたまま左肩がアゴの下に入れられる人以外に、僕は教えられない。 
数年の間、晋作氏を見てきて、あえてここで助言するとしたら、クラブを振り上げたあとにプルプルするのが格好悪いぞってことと、そのキャバ嬢はおまえのことをちゃんと好きだと思うよ、ってことぐらい。 
むしろキャバ嬢の落とし方を教えてほしい。 

動きます

パソコンを改良した土曜日。 マザーボードごと取り替えたので、ゼロから作るより作業が多い。 
パソコンを組み立てるのは、よくパソコンを組み立てる人が言うように、プラモデルを作るよりはるかに簡単な作業だと思う。 それでいて一番の生活必需品を自分で作るという達成感を味わえる。 世界に一台のオリジナルパソコンが自分の手によって生まれるのである。 
さて、そのオリジナルパソコンだが、オリジナリティにあふれすぎてしまい、電源を入れても静寂の闇夜しか映し出さなかった。 ナンバーワンじゃなくてもいいから、少なくても『何かが動く』オンリーワンになってもらいたかった。 
2時間ほど障った結果、CPUに問題があることを突き止めた。 Pen4では滅多にないが、CPUによっては扱いにくいものがあり、一瞬にして3万円の精密機器がただの鉄に化けたりした話は良く聞く。 
販売元に連絡した僕は、「暇なので明日にでも御社のサポートセンターで交換してもらいます」と、不良品をつかまされたとは思えないほど大人な対応をした。 そして今日、一時間半かけ秋葉原へ。 
サポートセンターのお兄ちゃんにCPUを手渡しパソコンの症状を…、伝えるより先に彼の口が開いた。 
「あ、ここゴミつまってますよ。 シューーーッ(スプレーで吹き飛ばす)。 これでうごくんじゃないっすか? 」
ここに文章が書かれているということは、そういうことです。 往復3時間かけてCPUのゴミを吹き飛ばしてもらいに秋葉原へ行ってきました。