動きます

パソコンを改良した土曜日。 マザーボードごと取り替えたので、ゼロから作るより作業が多い。 
パソコンを組み立てるのは、よくパソコンを組み立てる人が言うように、プラモデルを作るよりはるかに簡単な作業だと思う。 それでいて一番の生活必需品を自分で作るという達成感を味わえる。 世界に一台のオリジナルパソコンが自分の手によって生まれるのである。 
さて、そのオリジナルパソコンだが、オリジナリティにあふれすぎてしまい、電源を入れても静寂の闇夜しか映し出さなかった。 ナンバーワンじゃなくてもいいから、少なくても『何かが動く』オンリーワンになってもらいたかった。 
2時間ほど障った結果、CPUに問題があることを突き止めた。 Pen4では滅多にないが、CPUによっては扱いにくいものがあり、一瞬にして3万円の精密機器がただの鉄に化けたりした話は良く聞く。 
販売元に連絡した僕は、「暇なので明日にでも御社のサポートセンターで交換してもらいます」と、不良品をつかまされたとは思えないほど大人な対応をした。 そして今日、一時間半かけ秋葉原へ。 
サポートセンターのお兄ちゃんにCPUを手渡しパソコンの症状を…、伝えるより先に彼の口が開いた。 
「あ、ここゴミつまってますよ。 シューーーッ(スプレーで吹き飛ばす)。 これでうごくんじゃないっすか? 」
ここに文章が書かれているということは、そういうことです。 往復3時間かけてCPUのゴミを吹き飛ばしてもらいに秋葉原へ行ってきました。