阪神独走11.5ゲーム差

 もう今年のペナントはあきらめました。 あとの楽しみは、阪神独走で余裕がはみ出しているサマをみることですね。 で、やはりなんといってもムーア投手。 ピッチャーの本業をど忘れする素敵な助っ人なんですけど、打席に立つだけで阪神ファンは期待と、あと、変な期待もするわけです。
  

 ◆バント不要 今季初登板となった3月30日横浜戦(横浜)。4回1死一、二塁で打席が回ってきたが、首脳陣はムーアの打撃力を買って強攻策。左前打で見事につなげた。同月26日の大阪ドーム練習では、右翼5階席に4発放り込んでいた。

 ◆全力疾走 本領発揮は4月12日の巨人戦(東京ドーム)。3回2死二、三塁のチャンスで、右翼手ペタジーニの頭上を越える2点二塁打を放った。5回表の第3打席は投ゴロで全力疾走。その裏の投球に乱れが生じ、佐藤投手コーチが「何も2死走者なしでフルスイングすることはない」と諭すほど。4打数2安打2打点の活躍だった。

 ◆野手がお膳立て 5月11日の横浜戦(横浜)では前代未聞のプレーがあった。2回無死一、二塁で8番藤本が送りバント。「藤本がバントしてくれて、燃えないわけがない」と、右翼線に2点タイムリー。12試合でノーヒットは3度だけと、投手のレベルを超えている。
 
大阪日スポ 

 
 でも、近いうちに本当に代打で出す可能性が高いという。 佐藤ピッチングコーチも、投げない日なら打たせてもいいらしい。 オールスター投票も、一塁手で3位。 八木とムーア、4割の代打二人かよ。