05/16 DVDソフト『巨乳爆乳8時間32人 2枚組 コレクション』を眺めての巻 

巨乳好きジェネラルマネージャ、『光雄ちゃん』に頼まれて買ってきたのに、「俺はエロゲーだけで、DVDは頼んでいない」という。 
僕は巨乳好きじゃないし、8時間も巨乳を見るほど暇でもない。 自分のパソコンでDVDを回せないのでパッケージ映る裸体を「巨乳」「デブ」のヒヨコ鑑定でもすることにした。 
正確には、「デブ故に巨乳」と「巨乳」を取り分けることになる。 巨乳32人を並べると、前者の仮性巨乳がどうしても混ざってしまうが、これは日本がアジアの壁を越えていないからのほかならない。
『デブと巨乳のライン』が法律で定められていない以上、個々の人間が独自のルールのもと境界線を引く。 線を引いた位置(一般男子で乙葉付近)でその人の「巨乳好き度」が判断できるわけだ。 巨乳好きの光雄ちゃんは「ぽっちゃり」好きを公言しており、彼は仮性巨乳の大半をデブとは認めない、いわゆる『巨乳アドバンテージ』の効く男である。 彼のローレル指数は、巨乳につき割引セールスがかかっていると見て、間違いない。
彼みたいな人間を「真の巨乳愛好家」と呼んでいいものか疑問だが、この手の愛好家は「お腹がくびれているから巨乳に見える人」を、巨乳と判断しないような気がしてならない。 「多少お腹が出ててもデカけりゃいい。後のことは多めに見てやる」なのである。 『大きく見せる、もしくは大きく見える』ではなく、あくまで『何CC』という機械的な単位。 
もちろん日常会話で、「何CC」(もしくはリットル)を口に出すわけではなく、頭の中で巨乳かどうかを判断する際、気づかないうちに容積を求めているのである。 
残念なことにパッケージを見る限り、アンダーバストよりウェストが明らかに出てる、いわゆる「デブ」ラインを大幅に超えている写真は無かった。 さすが売りものだけはある。 どうせ難癖つけて渡すだろうから、思い切ってデブ専でも買ってくれば良かったと、今では後悔している。