2003-02-07 02/07 マレー 出社前に、鏡に映る自分を見つめた。 シャツとパンツの組み合わせは、特に問題がない。 ただ、黒のパンツとローラーの入った靴が、何歩譲っても譲りきれないので、仕方なく普通の革靴を履いて出社することにした。 身近にいた両親のありがたさを、一人暮らしを始めたときに気づいた。 それと同様に、普通の靴をしばらくのあいだ履かなくて、知ったことがある。 普通の靴は、歩きやすくできている。 一週間ぶりに、一度もコケない一日を過ごせた。