03/17

下半身の一部に特化していない、普通のマッサージにも毎週通っている。 パンツ一丁で台の上にマナ板状に乗せられ、男に体を預ける。 ギリギリのところを攻めるがゆえ、玉に手が触れるのもご愛嬌。 ときに悲鳴をあげるほど力強い、硬派なマッサージだ。
大きな魚を食べるときに、「こんなとこも食べれるんだ」という発見があるのと同じように、とんでもないところのコリまでほぐす。 オイルを使い、コリのある線を指の関節でなぞるように攻めるのが、この店の特徴だ。 点じゃなく、線で攻める。 日本で4ヶ所のマッサージ屋を点々と通っていたが、ここが一番効くのは確か。
常連だから仕方ないのかもしれないが、今日は新人2人の練習台にさせられた。 師匠にあたるジジイが、的確且つ強めにピンポイントで攻撃し、その後、弟子が同じところをなぞった。 太ももの付け根をジジイが指を滑らせ、勢い余って玉に触れれば、同じように弟子も玉に触れていく。 気色悪いジェットストリームアタックを喰らい、やはり一晩明けたら体中が痛い。 やられすぎた。
唯一の週末の外出がこれだけだったのも痛い。