@ルー家

 昨晩は名古屋に住むルー君(id:hoho)という8歳年下男子のおうちに泊めてもらいました。 予定を間違えてしまい、もう一日空いてしまったので名古屋支店に電話をすると、「飲んでやるけど泊めてはやらん」X2という回答を頂きました。 離れているとはいえ、4年間も一緒に仕事をしてきた男たちは泊めてくれないようです。
 
 数ヶ月前にネットで知り合い、一日を共に過ごしたルー少年についてもう少し触れておきたいと思います。
 
 彼の地元駅にある創作系レストランにて、「おごってやる」と言ったにも関わらず、割り勘からかなり距離がありますが千円札を手渡してくれました。この千円は、「義理」とか「誠意」という言葉に置き換えられる。 そう思っていた僕が甘かったようです。
 
「吐きそう」を繰り返えす彼。 千鳥足ながらも愛自転車までたどり着きました。 立派なカゴのついた白い自転車です。 おぼつかない手元でキーを回した彼は言います。 
 
「中村さん、じゃんけん。」
 
 社会的地位や年齢は、ネット界の力関係には影響しないといことを改めて知らされました。渋々『自転車コギを決めるじゃんけん』という土俵に立ち、荷台に腰を下ろした夕暮れ。 
 
 弱音を吐きやすい彼は「次の信号でまたじゃんけん」と要求するのですが、グーの次にチョキを出す癖は直したほうがいいと思います。 しまいにはノージャンケンで僕がペダルをこぐことになり、パワーバランスは音を立てて崩れていきます。
 
「はい、中村さんしゃべって」
 
 マイクを手渡される僕。 何も準備していなラジオはリスナー10人をおいてけぼりにスタートし、それどころか僕までおいてけぼりにした彼は隣の部屋で寝るという、暴挙に出るのでした。
 
 結局、2時間半ほど僕のエロ話満載、途中ブッチ切れるという幕切れ。 
 
 昨日聞いていた方、ほんとにすいませんでした。 昼寝している彼に代わりまして謝罪いたします。